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連続体力学 | ||||||||
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化学工学 |
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流体力学(りゅうたいりきがく、英: fluid dynamics / fluid mechanics)とは、流体の 静止 状態や運動状態での性質、また流体中での物体の運動を研究する、力学の一分野。
力学の一分野であり、連続体力学の一部と見なされることがある。
下位分類としては、大きく分けると、静止状態を扱う流体静力学(fluid statics)と、運動状態を扱う流体動力学 (fluid dynamics) に分かれる。(ただし、日本では両者をはっきり区別していない人もいる。)工学分野では、水を対象とする水力学(水理学)や空気を対象とする空気力学という分野に分けて扱われることがある。
また、流体力学では電気的に中性で 電離 していない流体のみを扱い、一部ないし全部が電離した流体はプラズマ物理学で扱われる。ただし磁場がない場合のレイリーテイラー不安定性など、本質的に流体と変わりない場合も存在する。
流体静力学のほうは古くから発展した歴史があり、古代ギリシャのアルキメデスがアルキメデスの原理を発見。ブレーズ・パスカルが1653年にパスカルの原理を発見。ボイルらが同じく17世紀後半にボイルの法則(ボイル・マリオットの法則)を見いだした。
流体動力学のほうは、静力学より後に登場しており、アイザック・ニュートンの『自然哲学の数学的諸原理』の刊行後に徐々に広まったニュートン力学を流体に適用してその運動を論じるという形で興った分野であり、18世紀の段階ではベルヌーイ、 オイラー 、ラグランジュらによって、まずは粘性の無い流体(=完全流体)の運動が研究された。完全流体よりも複雑で理解が難しい 粘性流体 については、19世紀にアンリ・ナビエ、ジョージ・ガブリエル・ストークスらによって研究が行われた。さらに複雑な乱流についてはオズボーン・レイノルズによって19世紀末に研究が進んだ。